さて、今回は、いよいよ3週間後に迫ってきた「米国大統領選挙」についてです。
今年の米国大統領選挙は、11月3日(火)です。
ここにきて、民主党がやや有利との見方が、強くなってきたようです。
が、やはり「勝負は下駄を履くまでわからない」です。
ここで、4年前の選挙と、その前後の市場を振り返ってみましょう。
2016年は11月8日が、投票日でした。
まだ、投票が始まる前の東京市場は、前日比わずか5円安の17,171円で引けました。完全に“様子見”状態です。
投票日当日のNYダウは、73ドル高の18,332ドルで引けています。トランプ氏の予想以上の健闘が報じられますが、この時点ではまだ最終決着はついていません。
予想に反して、トランプ氏が優勢とわかった翌9日の東京市場の引けは、919円安と1,000円近い暴落となりました。
ところが、ほぼ大勢が決したNY市場の終値は、逆に256ドルも上昇して、18,589ドルとなったのです。
今年もどうなるか、全くわかりません。
民主党が大統領選挙、上院、下院全てを制して、大盤振る舞いで“株高”という楽観的な見方もありますが、4年前も、大方の見方は、ヒラリー・クリントン氏優勢でした。
やはり、結果は最後までわかりません。
従って、民主党、共和党どちらが、どのような勝ち方をしても、対応できるようにしておくしかありません。
2016年にはもう一つ、6月に英国のEU離脱の是非を問う国民投票がありました。
これも大きなニュースでした。
様々な「過去の出来事」から学ぶべきことは、“思い込み”は危険だということです。
市場の変化に備え、「資産分散」はもちろん、時間的にも「積立」という手法を利用して、あまり極端な方向に運用を傾けすぎない事が肝要です。
選挙前のこの時期に、しっかりと自分自身の「資産状況」を確認しておきましょう。
「ポートフォリオ」や「資産配分」の見直しをしておきたい方は、お気軽にご相談ください。
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