つみたてNISA、いつ始めても20年に!---IFA-JAPAN

つみたてNISA、いつ始めても20年に!

さて、今回は、「つみたてNISA」についてです。

先週、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」について、「加入者は140万人近くにも上っている」という話を書かせていただきました。

その後、同じ週の金曜日に、「政府・与党は、つみたてNISA延長に向けて動いている」という報道がなされました。

ご存知の方も多いと思いますが、「つみたてNISA」は、1年間で積立できる金額は、40万円までと、さほど大きくはありませんが、その代わりに、20年間積み立てが可能で、購入した金融商品の運用益が、非課税となる制度です。

ただ、現行制度では、2037年で終了だったため、2018年1月から始めた人は20年で最大800万円でしたが、2019年1月から始めた人は、19年間で、最大積立金額が、760万円となっていました。

これが今後は、いつから始めても、20年間フルに使えることとなります。

一方、「確定拠出年金」については、現行、原則としては60歳までの拠出期間について、企業型(401k)は70歳、個人型(iDeCo)は65歳まで、延長が検討されています。

ただ、こちらは、70歳まで拠出できる企業型に加入している人は、「受け取りも70歳までできないのか!?」といった問題もでてきそうです。

いずれにせよ、少子高齢社会が進む日本において、政府から、「国の公的年金だけでなく、自助努力をしてください」といった明確なメッセージが出され、制度に反映され始めてきています。

こうなると、この政策の“善し悪し”や、“好き嫌い”を言っている場合ではなくなってきました。

とにかく、国の方針が示された以上、お得な優遇措置を使わない手はありません。

そして、何事も、「始める時」が肝心です。

「個人型確定拠出年金」はもちろん、「NISA」や「つみたてNISA」も、まずは、しっかりとしたプランを作ってから、始めることをお勧めします。

同じ制度を活用しても、数十年後、受け取る金額が大きく違ってくるからです。

まずはご相談、お待ちしております↓

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール