こんにちは!
さて今回は、世界中の株式や債券など、様々な(マルチ)資産(アセット)に投資するファンドを取り上げたいと思います。
株式などの「価格変動性(ボラティリティ)」が大きい資産だけに投資した場合に比べ、リスクを抑えると共に、インカム収益(債券の利息や株式の配当など)もバランス良く追求する戦略です。
今回ご紹介するファンドは、当社の「PMSモデル・ポートフォリオ」でも採用しているものです。
運用しているのは、世界最大級の資産運用会社で、株式を中心に、債券、コモディティ、キャッシュなど、グローバルな資産を投資対象としているのが特徴です。
複数の資産クラスに投資することで、“リスク分散”を図りながら、ファンドマネージャーが流動的に「アセット・アロケーション(資産配分)」の変更を行っています。
1年前は、株式67%、債券18%、コモディティ0.2%、キャッシュ15%といった配分でしたが、現在は、株式58%、債券39%、コモディティ2%、キャッシュ1%と、債券、コモディティの比率を増やし、キャッシュの比率を下げています。
以前はキャッシュポジションで、“相場のリスク”をコントロールしていましたが、ある程度米国の利上げも落ち着いたとの見方から、債券の割合を増やしていることがわかります。
では次に、気になる実績を見てみましょう。
2016年 | 3.24% |
2017年 | 12.83% |
2018年 | -8.87% |
2019年 | 16.80% |
2020年 | 19.72% |
2021年 | 6.27% |
2022年 | -16.33% |
2023年6月現在 | 6.72% |
やはり、22年は株式、債券共に大きく下げる相場であったため、当ファンドも苦戦しました。
しかし、今年はリスクポジションを増やし、リターンを狙っていく姿勢が、ファンドマネージャーの資産配分からも伺うことができます。
その他、ファンド概要については、以下をご覧ください。
ファンドタイプ | グローバルマルチアセットファンド |
設立地域 | ルクセンブルグ |
投資通貨 | 米ドル |
購入手数料 | 無 |
解約手数料 | 無 |
マネジメントフィー | 1.50% |
パフォーマンスフィー | 無 |
取引頻度 | 毎日 |
最低投資額 | 管理口座により異なる |
このような「マルチアセットファンド」は多数ありますが、当社では同じカテゴリーのファンドと比較し、3~5年平均で、より優秀な成績を収めているファンドをリサーチし、当社独自の「推奨リスト(ホワイトリスト)」に加えて、助言を行っています。
なお、当ファンドに関するご質問、ご相談については、「グローバルマルチアセットファンド」と記入いただき、以下のフォームより、お問合せください。
ご参考としてください。