ジャクソンホール会議、その後

さて、今回は、先週ご案内した「ジャクソンホール会議」の結果についてです。

オンライン方式で開催されたジャクソンホール会議ですが、市場の注目を浴びていたパウエルFRB議長の講演も、あまり市場に波乱をもたらすことなく、終了したようです。

年内に、「現在の量的金融緩和策の縮小を、開始するのが適当と思われる」という見方を発表しました。ただ、同時に、「量的金融緩和縮小」と「政策金利を上げること」は、直接結びついてはいないと、市場が過度な反応をしないように、インパクトを和らげる表現も織り込まれていました。会議前には、一部の連邦準備銀行の幹部から、かなり“タカ派”的な発言が出ていたため、市場はパウエル議長の講演で、一息ついたようです。

気の早い市場は、次の注目は、今週末に発表される8月の米国雇用統計だと、早速、騒ぎ始めています。

講演を受けて、先週金曜日のNY市場は、主要3指数とも上昇して引けましたが、過激な発言を期待して、空売りを仕掛けていた向きが、買い戻しただけかもしれません。

緩和縮小の取り組みが、慎重であろうと、ゆっくりであろうと、超金融緩和状態が、修正のステップに入ろうとしているため、決して、株式市場にとっては良い話とは言えません。今後も、雇用や物価の数字が発表されるたびに、市場は思惑で、乱高下を繰り返すものと思われます。

ただ、一般の投資家の方は、このような目先の乱高下に、お付き合いする必要はありません。

さらに言えば、「積立」をされている方にとっては、市場が乱高下してくれる状況は、歓迎ものです。

「資産形成への取り組み」は、今や全国民の課題と言えますが、状況に応じて、工夫が必要です。

現状での取り組み方がよくお分かりにならない方は、まずは、お気軽にご相談ください。

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