こんにちは!
さて今回は、当社で助言を行っている「バランス型ファンドオブファンズ」を取り上げてみたいと思います。
バランス型ファンドとは、株式や債券、投資エリアなど、複数の資産や市場に分散して投資するファンドのことです。
ひとつのファンドに投資することで、「投資対象の分散」や「地域の分散」効果などが期待できます。
運用を行っているのは、1950年創業の歴史ある資産運用会社で、ファンド運用を行うとともに、「海外資産管理口座(インベストメントアカウント)」の提供なども行っています。
今回ご紹介するファンドは、現在、当社の外貨建て積立投資の「バランス型モデル・ポートフォリオ」でも採用しているものです。
複数の資産クラスに「分散投資」を行い、中長期における成長を目指す「バランス型ファンドオブファンズ」です。
ではまずは、2023年までの運用実績を、観てみましょう。
2017年 | 2.45% |
2018年 | -5.23% |
2019年 | 10.80% |
2020年 | 8.85% |
2021年 | 4.93% |
2022年 | -8.56% |
2023年 | 2.46% |
過去、何回か下落した年はありましたが、翌年にはベンチーマークを上回る収益を上げ、回復してきた実績を残しています。
次に2年前と現在の「資産配分」の変化を観てみたいと思います。
2年前 | 現在 | |
株式 | 52% | 59% |
債券 | 17% | 30% |
商品/オルタナティブ | 22% | 4% |
キャッシュ | 9% | 7% |
ロシア・ウクライナ戦争が勃発した2年前に比べ、現在は株式のウェートを引き上げると共に、債券のウェートも大きく上げています。
やはり、今後の米国長期金利が、利下げに転じることを見越しての配分となっていることが伺えます。
一方で、現在は、商品やヘッジファンドへの投資は抑えめとなっています。
このように、当ファンドの特徴は、市況の変化によって、「資産配分」を大きく変え、「分散投資」を行っている点が挙げられます。
いわゆる典型的な「アクティブ型」のファンドと言えます。
その他、ファンド概要は、以下をご覧ください。
ファンド形態 | バランス型ファンドオブファンズ |
運用開始日 | 2000年3月 |
投資通貨 | 米ドル |
購入手数料 | なし |
解約手数料 | なし |
マネジメントフィー | 1.50% |
取引頻度 | 毎日 |
なお、当ファンドに関するご質問、ご相談については、「2024年4月バランス型ファンドオブファンズ」と記入いただき、以下のフォームより、お問合せください。
是非、この機会に「分散投資」の活用に、取り組んでいただければと思います。