ヘッジファンドの運用動向

こんにちは!
さて、今回は、2022年のヘッジファンドの運用動向を観ておきましょう。
昨年は、大きく変動した年でしたが、その中にあって、久々にヘッジファンドは堅調に推移しました。

昨年はFRBをはじめとする中央銀行の大規模な利上げによって、株式や債券相場が、大きく下落しました。

そのような中、主要ヘッジファンドは、14年ぶりにS&P500を上回る結果を残しています。

大幅な下げ局面でも、“カラ売り”などで収益機会を狙うヘッジファンドにとっては、好機となったようです。

中でも好調だったのが株や債券など複数のアセットクラスで運用を行う「マクロ戦略」でした。米国の金利上昇を見越し、債券や株式の空売りが功を奏し、1-11月の成績で7.76%の収益を上げることができました。

また、マクロ戦略の中でも、高度な数学的手法で分析を行う「システマティック分散戦略」が有効に機能し、同戦略のファンドは12.59%と最も高い成績をあげています。

近年は、S&P500のインデックスをなかなか上回る事が出来なかったヘッジファンド業界ですが、相場が下落基調で大きく動く局面で、オルタナティブを駆使した運用戦略が、力を発揮したと言えます。

とはいえ、ヘッジファンド調査会社の集計によれば、昨年9月末時点のヘッジファンドの運用残高は、約3兆7830億ドル(約500兆円)となり、3四半期連続で減少傾向となっています。

今後、株式市場が回復し、上昇基調になった時にも、インデックスを上回る実績を残せるかどうか、ヘッジファンドの真価が問われることとなりそうです。

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