ポートフォリオのアセットアロケーション

さて、5月に入っても、株式市場を覆う先行き懸念は、依然として払しょくされていません。株式市場が上下動するのは仕方のないことですが、そのインパクトを和らげるための「アセットアロケーション(資産分散)」について考えてみたいと思います。

株式市場は、今年の1月上旬から、FRB(米連邦準備制度理事会)の市場予想を上回るタカ派的な姿勢に懸念を示し、上下動を繰り返しながら、下落トレンドとなっています。5月20日金曜日のNY市場では、ダウ平均株価が8週連続して値を下げ、実に90年ぶりの出来事と市場の話題をさらいました。

株式市場が大きく下落する中、他の資産クラスも当然影響を受けています。

先進国のREIT市場は、「インフレとの闘いで金利は上昇」と言われている中で、影響を受けないはずはありませんが、やはり現物資産(不動産)から一定の収入があるという点で、今年の弱気相場でも、株式ほどの下落にはなっていません。

また、コモディティも違った動きをしています。当社の「モデル・ポートフォリオ」では、金(ゴールド)に投資する投資信託を採用していますが、株式市場が大きく下落する中、上昇する局面もあり、ヘッジ機能を果たしてくれています。

その他、デリバティブス(金融派生商品)を利用したオルタナティブ(代替投資)では、比較的値動きを抑えながら、絶対収益を目指す投信なども採用しています。

いずれにせよ、今回のインパクトはかなり大きいため、株式に投資する投資信託が下落するのは避けられない状況です。そんな中、それを緩和してくれるのが、「アセットアロケーション(資産分散)」です。

当社の「モデル・ポートフォリオ」でも、株式だけに投資する積極的なタイプ以外は、みな配分比率こそ違え、REITやコモディティ、オルタナティブを組み込んであります。

そして、今のように変動率の高い相場が続くときは、「アセットアロケーション(資産分散)」の見直しはもちろんですが、時間を味方につける「時間分散(積立投資)」が有効な手段と言えます。

「ピンチは、チャンス!」といわれるように、今のような相場状況に、しっかりと計画を立てて、ポジションを取っておくことが「資産形成」においては重要です。具体的な取り組み方がよくお分かりにならない方は、まずは一度ご相談ください。

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