こんにちは!
さて今回は、2023年のヘッジファンドの運用実績で好調だった「マルチ戦略」で運用を行っているファンドをご紹介したいと思います。
運用しているのは、1989年に設立され、現在8兆円規模の資産を管理する大手ヘッジファンド会社です。
主要な投資戦略は、ファンダメンタルズに基づく「株式投資」、「エクイティ・アービトラージ」、「固定収益戦略」、そして「クオンツ戦略」の4つです。
またファンドの指針として、以下の5つが挙げられています。
(1) | 一貫性の確保 |
(2) | ダイナミックな状況への適応 |
(3) | 市場機会の積極的な追求 |
(4) | テクノロジーとインフラストラクチャーへの投資 |
(5) | 多様な視点とアプローチの統合 |
運用方針は、突出したリターンを目指すのではなく、リスク管理を徹底しながら、一桁台後半の年間リターンを目指しています。
同社は、機関投資家向けにヘッジファンドを運用しているため、個人投資家は直接同社のヘッジファンドに投資することはできません。
ただし、フィーダーファンドと呼ばれる手法を用い、間接的に投資することが可能です。
仕組みとしては、機関投資家のA社が、同ヘッジファンドに資金を投じる投資ファンドを組成し、個人投資家は、A社のファンドを通じて、間接的にファンドに投資することができるようになっています。
その分、若干手数料の上乗せはありますが、それでも世界的に有名なヘッジファンドに投資できる機会が得られるため、個人投資家の資金も順調に集まっているようです。
同ファンドは、2016年に設立され、運用を開始しました。
気になる過去の運用実績はというと、以下のようになっています。
2019年 | 5.00% |
2020年 | 18.27% |
2021年 | 8.21% |
2022年 | 10.92% |
2023年 | 5.95% |
2024年3月現在 | 3.98% |
年間平均リターン | 9.53% |
標準偏差 | 4.52% |
シャープレシオ | 2.00 |
特筆すべきは、単月でマイナスとなるときはあっても、近年、年間成績でのマイナスが記録されていないことです。
その他、ファンド概要は、以下をご覧ください。
ファンド形態 | マルチ戦略型ヘッジファンド |
運用開始日 | 2016年9月 |
投資通貨 | 米ドル |
購入手数料 | なし |
解約手数料 | なし |
マネジメントフィー | 1.00% |
取引頻度 | 毎月(45日前解約通知) |
最低投資額 | ご利用口座により異なります |
マルチ戦略でポジションを持つため、換金性は低くなる点は、注意が必要です。
ご興味のある方は、「2024-5月マルチ戦略型ヘッジファンド」と記入いただき、以下のフォームより、お問合せください。
中長期に投資可能な余剰資金で、運用されるのが良いでしょう。
ご参考としてください。