Josho O Hajimeta Shinkyokoku Ichiba Ifa Japan

上昇を始めた新興国市場

こんにちは。

さて今回は、久々に、ここ数か月、元気の出てきた「新興国市場で運用する投信」について、取り上げてみたいと思います。

2024年に入って、最初の3ヵ月は国内株式の独壇場でした。

日経平均は、40,000円の大台をつけ、3ヵ月の上昇率は20.6%と、年間の上昇率と間違えそうなくらいの勢いでした。そんな日本株も、さすがに反動や利益確定などで4月、5月は、調整局面となっています。

そんな中、この時期に上昇しているのが、新興国株式で運用する投信です。

もっとも、一口に新興国と言っても、全体をカバーするもの、中南米にウェイトがあるもの、アジアにウェイトがかかっているものと、実に様々な種類があります。

昨年は、中南米をメインに運用する投信が元気でしたが、今年は、一進一退の動きとなっています。

逆に去年、中南米投信に圧倒的に引き離されていたのが、中国を中心とするアジア諸国を投資先とする投信です。アジアで運用する投信は、中国の景気の先行き不安から、さえない展開が続いていました。

第一四半期の日本株の好調も、中国に向かっていたマネーが、日本にシフトしたからだとの話もあります。

その中国を中心としてアジアで運用する投信が、特に4月、5月はすっかり元気を取り戻し、4月末時点での年初来の上昇率が、10%~16%程度と国内株式に負けない上昇率を見せています。

やはり、「上がったものは下がり、下がったものは上がる」といった運用の世界の“常識”は、いまだ変わらないようです。

株式投信での運用は、米国を核に先進国株式の投信が中心となりますが、やはり、新興国株式も含めた「分散投資」が王道です。

上述の「資産クラスの分散」に加え、積立による「時間分散」も活用しながら、是非とも「資産形成」に取り組んで頂きたいと思います。

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