さて、今回のテーマは、「中国の成長率」についてです。
このところ、連日で、中国の成長率の鈍化が報道されています。2018年の実質成長率が6.6%と、28年ぶりの低水準となったようです。
ただ、中国が心配だと言っても、中国には13億の人口が居ます。また、“一党独裁”の国です。13億人の民に向かって、「非常事態」ということで、金融緩和であろうと何であろうと手はすぐ打てます。
一方、我が国を考えてみると、民主国家だけに、政府と自民党だけで、何でも勝手に決めるわけにはいきません。
しかも、秋には消費増税が待ち構えています。前回、5%から8%に上がった時ほどには、影響は大きくないとは言われていますが、それでも、これからは、物を買う度に、代金の1割分の税金が取られるのです。何の影響も無いはずは有りません。
中国にしろ、日本にしろ、経済面、政治面においても、不安な要素が、山積しています。
ただ、だからといって「今年の世界の株式市場は、確実に下落する」と言えないのが、相場の難しいところです。
いずれにしても、変動の大きい相場が続く事が予想されますが、一喜一憂しなくて済むためには、“備え”が必要です。
すでにまとまった「お金」を運用されている方は、“ブレ幅”を少なくするように、「ポートフォリオ」を見直す必要があるでしょう。
また、積立投資をされている方は、今後相場が下がれば、中長期的には、絶好の“仕込みの時期”が到来します。
最も良くないのは、「何も手を打たない」「不安だから積立投資をやめてしまう」といった行動です。
既に運用を始められていて、「ブレ幅」を小さくされたい方、積立を使って、新しく運用を始めたい方、ご遠慮なくご相談ください。
直近では、1月28日月曜日の午後が、面談のご予約が可能です。