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さて、今日の数字は、世界経済フォーラムが(WEF)が、男女平等をどれだけ実現できているかを数値にした「ジェンダー・ギャップ指数」についてです。調査対象の世界146ヵ国中、日本は過去最低の125位という結果でした。
調査は、「経済」、「政治」、「教育」、「健康」の4分野を指数化して、総合評価ランキングを発表しています。日本は、2022年は116位でしたが、今年はさらに順位を落とす結果となりました。
ちなみに、上位の国はというと、
1位 アイスランド
2位 ノルウェー
3位 フィンランド
4位 ニュージーランド
5位 スウェーデン
と、この手の調査では、常に上位にくる北欧の国々となっています。
日本の順位を分野別にみてみると、「政治」が138位、「経済」が123位、「健康」が59位、「教育」が47位となっています。
「政治」については、女性の議員数や閣僚数が、他の国・地域と比べ、大幅に少ない事が主要因となっています。また、「経済」においても、女性管理職の比率が低い事や、男女の所得差が依然あることなどが影響しました。
一方、「教育」は男女平等が達成できていると、前年は“1位”の評価でしたが、今回の調査では、大学以上の進学率が加わったことで、日本の順位は大きく下がったものと思われます。
WEFでは、男女平等が実現されるのは、131年後の2154年と試算しています。
果たしてその時に実現しているかどうかはわかりませんが、まずは、今できることから取り組むしかありませんね。