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今日の数字「110兆円」

さて、今日の数字は、ある「金融商品の残高」です。10月の株式市場の下落を受けて、約6兆円も残高が減少しました。

QUICK資産運用研究所によれば、公募投資信託の10月末時点の残高が、110.2兆円となり、前月末比で約5%(6兆600億円)残高が減少しました。

要因は、世界的な株安により、評価額が下がったことによります。

投信資産の単月での下落幅としては、2008年10月のリーマン・ショック以来の大きさとなりました。
※11兆600億円減少

特に、時価総額が大きいアマゾンなどの株が大幅に下落したことやロボット関連の「テーマ型投信」の下落なども影響した模様です。

ただ、投信の残高は目減りしましたが、株式投信自体には、10月に1兆7000億円の資金流入があった模様です。

「下がったから、パニック売り」をするのではなく、「安値で買う」といった行動は、リーマン・ショック後、相場が戻った経験をしている投資家には、“想定内の行動”と言えるかもしれません。

さらに、確定拠出年金やNISAなどで、「積立投資」をされている方にとっては、「下がっている相場」は、“絶好の仕入れ時”です。

「つみたて」をされている方は、くれぐれも、途中で投資を中断されませんようあくまで“中長期的視点”で、「資産形成」に臨んで頂きたいと思います。

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