こんにちは!
さて、今日の数字は、私たちの家計に直結するお金の話です。
新型コロナウイルスの影響で、「家計」にはたくさんお金が溜まっているようです。
日銀が発表した4-6月期の「資金循環統計」によれば、家計の貯蓄の余裕を示す「資金余剰」が、18.3兆円と、過去最大になったとのことです。
「資金余剰」とは、その期間中に得た収入が、支出した額より多かったことを表しています。
※支出が多い場合は、「資金不足」
新型コロナウイルスの感染拡大で、消費活動が大きく低迷する中、政府の給付金などによって、手元収入が増えた模様です。
ちなみに、1-3月期の資金余剰は、4.2兆円だったため、この期間で、4倍以上の貯蓄が増えた計算となります。
個人のお財布だけを考えれば、ある意味“安心”ではありますが、お金が回らないということは、経済の低迷へと繋がります。
企業の倒産や解雇、人件費削減など、最終的には、私たちの生活(収入)に跳ね返ってくることとなります。
無駄遣いをする必要はもちろんありませんが、生活必需的な消費だけでなく、自分や家族の将来への投資、娯楽やレジャー、趣味など、活力を生み出すための“価値”あるものへ、是非有効に「お金」を使っていきたいものです。