今日の数字「3668.5兆円」

こんにちは!
さて、今日の数字は、久々に大きな数字です。

毎年順調に増加していた日本の「国富」ですが、5年ぶりに減少に転じた模様です。国富は土地や住宅、工場などの資産から、負債を引いた総額で計算します。

先般、内閣府が2020年末の国民経済計算年次推計の中で発表しました。それによれば、日本全体の資産から負債を差し引いた正味資産(国富)は、前年末比10.7兆円減少し、3668.5兆円となりました。

特に資産別では、固定資産が10.3兆円減少し、1986.7兆円と8年ぶりに減少しました。中でも、住宅が5.2兆円、機械・設備が3.4兆円の減少と、コロナ禍で住宅購入や設備投資の減少が大きかったようです。

また部門別でみると、国と地方を合わせた一般政府部門は、多額な国債発行などによって、25.9兆円減少し、71.7兆円となりました。

一方、家計部門は、31.8兆円増加し、2712.6兆円と過去最高を更新しています。特に現預金が、4.9%の増加となっており、政府による一律10万円給付がそのまま現預金の押し上げ効果となったようです。

家計の資産が増えてはいますが、ある意味、政府部門の資産を移転させているだけで、国全体の国富は減少しているのが実情です。

従って、企業の設備投資などと共に、個人の金融資産で企業投資を行い、経済を回していくことが必要となってきます。

「人生100年時代」を生き抜くため、そして数十年ぶりのインフレに備え、個人資産の一部は、有価証券に振り分ける必要性が増してきたと言えるでしょう。

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