こんにちは!
さて、今日の数字は、“働きがい”についてです。
皆さんは、職場でのエンゲージメントは、高まっているでしょうか!?
テレワークなどが求められている現状ですが、今回は、“働きがい”について考えてみたいと思います。
先般、世界約60か国、7000社を超える企業に対して、「働きがいのある会社ランキング」の調査が行われました。
その中で、日本企業の“働きがい”については、「低下傾向」とした回答が全体の“42.5%”を占め、「改善傾向」の15.9%を大きく上回り、“働きがい”を持てていない人が、増加傾向にあるという結果となりました。
働きがいを意味する言葉に、「エンゲージメント」がありますが、その要素として、以下の4つが挙げられています。
- 挑戦、協力などの組織風土
- 会社のビジョンや理念への共感・信頼
- 自己成長
- 職務へのやりがい
日本は、高度成長期を経てから、長時間労働の是正などが進んだ半面、終身雇用制度などが崩壊し、組織への帰属意識の低下などが、問題視されてきました。
効率を重視する一方、職場でのコミュニケーションが、減っているともいわれています。
そのようなことも、“働きがい”の低下に、つながっているのかもしれません。
そんな中、日本では「働き方改革」が叫ばれていますが、“時間”や“雇用形態”といった目に見える部分にしか、スポットが当たっていない気がしています。
働くということ自体、「自分の有限な時間を、社会でどう役立てていくか」という自分への問いかけではないかと、個人的には考えています。
自宅待機、自粛が求められ、じっくり考える時間が取れるいまこそ、自分の“働きがい”について、見つめなおしてみてはいかがでしょうか。