さて、今回のテーマは、「“積立投資”を利用した資産形成」についてです。
日経平均株価が11月9日の取引時間中に、一時、23,000円台をつけました。なんと、約26年ぶりの水準です。
それに関連して、先日の日本経済新聞に、興味深い記事が載っていました。
当時(26年前)、購入可能であった日本株インデックスファンドの運用成績のランキングが、掲載されていたのです。
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眼を奪われたのは、リターンの数字です。
“一括投資”では、最もリターンが大きな投信でも、30%を越えているものはありませんでしたが、“積立投資”を約26年続けた場合には、ランクしているファンドの大半が、70%を越えていたのです。
この間には、最安値(2009年3月の7054円98銭:終値ベース)もあり、改めて、“積立”の威力を確認しました。
このように、長期に渡る「資産形成」に、威力を発揮する“積立投資”ですが、勝つためには、いくつかの「守らなければならない鉄則」があります。
①「相場が下がっても、やめないこと」下がって値段が安くなった時こそ、沢山の口数が買えるチャンスです。下がったからといってやめてはいけません。
②「無理のない余裕資金で始める」途中でやめなくて済むためには、余裕資金で行うことです。近々に使い道が決まっているお金で、“積立”を行ってはいけません。
③「将来、値上がりが見込める分野に投資する」投資期間中、大幅な値下がりがあったとしても、最終的に成長が見込まれ、値上がりする可能性がある分野に、投資しなければ勝てません。
「iDeCo(個人型確定拠出年金)」、「NISA」、「つみたてNISA」等で、“積立”による投資をお考えの方、自分の老後資金を“積立”で形成されたい方、この機会にお気軽にお問い合わせください。