日本のgw中の市場動向 Ifa Japan

日本のGW中の市場動向

こんにちは。

さて今回は、日本のゴールデンウィーク中の動きを振り返ってみたいと思います。

新型コロナウイルスの位置づけが、5月8日から変更されることを目前にした今年のゴールデンウィークは、久々に各地で盛況だったようです。

ただ、日本では大型連休ですが、海外市場は通常営業でした。

その間、米国では、5月3日に政策金利がまた0.25%引き上げられました。

金利引き上げ幅は予想通りでしたが、米国のいくつかの銀行の状態が良くないことが懸念され、1日から4日まで4営業日連続で、NYダウ平均は下落しました。 4日間合計の下落幅は、970ドルでした。

ただ、4月の米国の失業率が発表された5日には、さすがに“売られすぎ感”が出て、1日で546ドルも買われました。

こういった下落、上昇があって、4月28日に34,098ドルで週を終えたNYダウ平均は、5月5日には33,674ドルで取引を終了しました。

このように書きますと、すごく大きな動きのように感じますが、1年前の同じゴールデンウィークを振り返ると、NYダウ平均は1日(2022年5月4日)で932ドル上昇し、翌日には1,063ドルも下落したので、それに比べれば、落ち着いていたとも言えそうです。

ただ、今後に関しては、慎重な見方が多くなっています。米国の金利引き上げが、あったとしてもあと1回と観られている中、景気の大幅後退の不安が依然として消えないからです。

破綻した中堅銀行の救済が決定されたにもかかわらず、地方銀行の株価はかなり下落しました。上述のようにNYダウ平均も、週間では下落しています。

単にいくつかの銀行の問題ではなく、金利が急騰した影響を受けて、大きな景気後退局面が待ち構えているのではないかという懸念が消えないからでしょう。

ただ、市場予想を観ると、先行きに一番弱気な予想でも、あと10%から20%程度の下落としています。

逆に1割か2割下げて、それで底を打つのなら、その間ずっと「積立投資」をしていれば、最後は勝てる理屈になります。

短期では、10-20%は大きな変動ですが、中長期的に観れば、“割安に購入できるタイミング”と観ることもできます。

将来のための「資産形成」、「積立投資」、来年から新しくなる「NISA口座」など、取り組み方が不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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