検証！投信－PMS®の運用実績 ～その2 国内モデル・ポートフォリオの2024年の実績～

こんにちは！

では今回は、実際に当社が2011年から運用を行っている「投信―PMS®」の4つの「モデル・ポートフォリオ」の運用実績を検証していきたいと思います。

4つのタイプとは、その目標リターンによって、「安定型」、「インカム型」、「バランス型」、「積極型」となっています。

それでは、一つずつ観ていきましょう。

（1）  安定型ポートフォリオ

安定型は、目標リターン3%のポートフォリオで、その名の通り、極力ボラティリティ（価格変動）を抑えたアセットアロケーションで運用を行うタイプです。

2019年から2023年の5年間の運用実績は、以下のようになっています。

安定型ポートフォリオの年間成績

2019年	2.56%
2020年	2.94%
2021年	7.98%
2022年	-9.21%
2023年	10.04%

大きく相場が下落した2022年はさすがに下落幅が大きかったですが、その分、2023年は2桁の実績を残すことができています。
では、気になる昨年2024年の運用実績と、「設定来」のパフォーマンス（年率）も、確認しておきましょう。

安定型ポートフォリオ

2024年の実績	10.32%
設定来の年率	4.53%

2024年も前年に続いて2桁の成績を残せたと共に、2011年からの設定来の年平均利回りも、目標リターン3%を大きく上回る4.53%となっています。

（2）  インカム型ポートフォリオ

インカム型の目標リターンは4%となっています。

同じく2019年から2023年の5年間の運用実績は以下の通りです。

インカム型ポートフォリオの年間成績

2019年	5.07%
2020年	4.22%
2021年	11.09%
2022年	-9.14%
2023年	12.12%

そして、2024年の運用実績と、「設定来」のパフォーマンス（年率）は以下のようになっています。

インカム型ポートフォリオ

2024年の実績	14.70%
設定来の年率	7.59%

いかがでしょうか。

2023年、2024年は2桁の成績を残し、設定来の年平均利回りも、目標リターン4%を大きく上回る7.59%の実績を残すことができています。

（3）  バランス型ポートフォリオ

バランス型は、株式の比率を60%まで引き上げて、目標リターン5%を狙うポートフォリオです。

同じく2019年から2023年の5年間の運用実績を観てみましょう。

バランス型ポートフォリオの年間成績

2019年	7.46%
2020年	2.94%
2021年	14.14%
2022年	-9.99%
2023年	16.56%

2022年の下落幅は、10%未満に抑え、2021年、23年は、大きくパフォーマンスを上げることができました。

また、2024年と「設定来」のパフォーマンス（年率）は以下のようになっています。

バランス型ポートフォリオ

2024年の実績	19.89%
設定来の年率	9.96%

2024年は20%に迫る成績を残し、設定来の年平均利回りも、10%近い成績を残すことができています。

当社のお客様で、最も多くの方が、このタイプを採用しています。

（4）  積極型ポートフォリオ

最後にご紹介する積極型は、その名の通り、株式投信だけで積極的に利益を狙うポートフォリオで、目標リターンは6%となっています。

同じく2019年から2023年の5年間の運用実績は、以下の通りです。

積極型ポートフォリオの年間成績

2019年	22.58%
2020年	9.68%
2021年	15.91%
2022年	-14.21%
2023年	17.06%

さすがに株式だけでの運用ですので、ブレ幅は大きくなっていますが、しっかり成績は残すことができています。

気になる2024年の運用実績と、「設定来」のパフォーマンス（年率）は以下の通りです。

積極型ポートフォリオ

2024年の実績	29.55%
設定来の年率	16.39%

2024年は30%近い実績を残すと共に、設定来の年平均利回りも、目標リターン6%を、10%以上も上回る実績を残すことができています。

さて、各モデル・ポートフォリオの運用実績は、いかがでしたでしょうか。

14年間の中長期運用の実績としては、高いパフォーマンスを残せていると自負しております。

外貨建てでの運用になかなか踏み切れない方は、まずは国内の運用において、皆さんの目標（リスク、リターン）に合わせて、ご自身の「マイポートフォリオ」で、「国際分散投資」をされてみては、いかがでしょうか。

各「モデル・ポートフォリオ」の運用レポートもご用意しています。
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