こんにちは!
さて、当社が運用する「海外モデル・ポートフォリオ」の2024年の実績が確定しましたので、検証していきたいと思います。
「PMS®」とは、当社のメインサービスで、商標登録を行っている「ポートフォリオ・マネジメント・サービス®」のことです。
その中でも、ETF(上場投資信託)を用いたポートフォリオが、「ETF+α」です。
当ポートフォリオの運用は、2017年からサービスを開始しました。
ETFとは、ご存知のように、証券取引所に上場している投資信託で、あらかじめ決められた指数に、連動するように運用されています。
また、通常のファンドと比較して、基本的に信託報酬が低く設定されており、少額から投資できるのも大きなメリットと言えます。
当ポートフォリオの最大の特徴は、市場の値動き(トレンド)を見ながら、“テクニカル手法”を用いて、米国株と米国債券のETFの売買を行うことにあります。
その意味では、通常の“アセット・アロケーション”を重視する「ポートフォリオ」とは、全く違った運用戦略となります。
「ETF+α」には、お客様の“リスク許容度”に合わせて、3つのタイプがあります。
a. ポートフォリオA(積極型)
b. ポートフォリオB(バランス型)
c. ポートフォリオC(安定型)
では、実際に、「ETF+αポートフォリオ」の実績を観ていきたいと思います。
設定来から、リスクの異なる「米国株ETF」と、「米国債券ETF」を投資対象とし、年数回程度売買を行い、「ポートフォリオ」の運用を行ってきました。
まずは、設定から2023年までの運用実績は、以下のようになっていました。
ETF+αポートフォリオAの年間成績
2013年 | 45.27% |
2014年 | 27.94% |
2015年 | -3.45% |
2016年 | 17.08% |
2017年 | 30.93% |
2018年 | -11.86% |
2019年 | 31.58% |
2020年 | 24.49% |
2021年 | 43.69% |
2022年 | -26.41% |
2023年 | 23.11% |
ETF+αポートフォリオBの年間成績
2013年 | 40.12% |
2014年 | 18.64% |
2015年 | -1.10% |
2016年 | 13.95% |
2017年 | 27.68% |
2018年 | -11.18% |
2019年 | 28.70% |
2020年 | 24.38% |
2021年 | 36.61% |
2022年 | -22.43% |
2023年 | 19.82% |
ETF+αポートフォリオCの年間成績
2013年 | 18.61% |
2014年 | 14.88% |
2015年 | -1.89% |
2016年 | 9.44% |
2017年 | 15.29% |
2018年 | -4.20% |
2019年 | 17.36% |
2020年 | 12.23% |
2021年 | 21.29% |
2022年 | -14.39% |
2023年 | 12.45% |
※2013年1月から2017年2月までの成績は、バックテスト期間の数字となります。
各ポートフォリオ共、「リスク許容度」に応じて、それ相応の実績を残してきました。
では、気になる昨年2024年の運用実績と、「設定来」のパフォーマンス(年率)を、確認してみましょう。
ETF+αポートフォリオAの年間成績
2024年の実績 | 29.13% |
設定来の年率 | 17.43% |
ETF+αポートフォリオBの年間成績
2024年の実績 | 24.20% |
設定来の年率 | 15.22% |
ETF+αポートフォリオCの年間成績
2024年の実績 | 15.60% |
設定来の年率 | 9.19% |
いかがでしょうか!?
2024年も2023年に引き続き、全てのプランが2桁成長を遂げることができました。
また、設定来の年率も、各ポートフォリオのリスクに応じたリターンを出すことができています。
外貨建て「モデル・ポートフォリオ」の中でも、当ポートフォリオは、運用通貨は米ドルで、“5万米ドル”から始めることが可能です。
今後、さらに「円安」になることも想定される中、外貨による「資産形成」として、比較的少額から取り組める「ポートフォリオ」となっています。
各タイプ別に、「運用報告書(パフォーマンスレポート)」のご用意もあります。
ご質問なども含め、ご興味がある「ポートフォリオ」については、以下のフォームより、お気軽にお問合せください。
次回は、アセット・アロケーションに重点を置き、「バイアンドホールド」で、収益を目指す「Hybrid Balanced」の実績を検証します。