次の焦点は、“fomc” ifa japan

次の焦点は、“FOMC”

こんにちは。

先月は、パウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長のジャクソンホールでの発言があり、市場の楽観的な見方を見事なまでに打ち崩してくれました。

今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されます。日本時間22日未明には、結果がわかります。0.75%の政策金利引き上げは、市場参加者には織り込まれているものの、予想を超える1%の利上げがあるかどうかが焦点です。

先週発表された米国8月の消費者物価指数が、前年同月比8.3%の上昇と市場予想の8%程度を上回ったことを受けて、株式市場は急落しましたが、19日は市場もやや落ち着きを取り戻し、NYダウ平均も197ドル高と、3営業日振りの上昇となりました。

ただ、パウエル議長は、「インフレは一過性のもの」と言った自身の発言に責任をとるかのように、インフレ抑制に躍起になっているようにも見えるため、FOMCの結果には要注意です。

いずれの結果になるにせよ、いろいろな思惑が絡み合って、しばらく相場は乱高下を繰り返しそうです。

0.75%と聞いて市場が短期的ながら、ほっとできるのか、それとも1%と発表されて、また市場がパニック状態になるのかはわかりませんが、こうした環境は、じっくり「資産形成」に取り組む方にとっては、むしろ“仕込みの好機”と言えます。

気持ち良くゆっくり上昇を続ける相場展開は、安心感はあるのに比べ、今のように上下動する相場は、不安を感じて当然と言えます。

ただ、「資産形成」の観点からすれば、価格が安くなったときに、たくさん購入できるチャンスの相場とも言えるのです。

まずは、この時期に、ご自身の将来の“自己資産形成”の計画を立てるところから始めましょう。

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