こんにちは!
さて前回は、まとまったお金の複利運用を計算する「72の法則」をご紹介しましたが、今はまとまったお金がなく、これから「資産形成」に取り組もうという方のために、知っていただきたいのが「126の法則」です。
これから「資産形成」に取り組む方の主流となるのは、国の制度として拡充される「iDeCo」や「NISA」です。
両制度のように、“毎月の積立投資”で、積立元本が2倍になるまでの年数が分かる法則のことで、慶應義塾大学理工学部の枇々木規雄教授が発表したものです。
基本的な考え方は、「72の法則」と同じです。
毎月の積立資金が2倍になるおおよその年数や金利(複利)を知ることができます。
金利(%)× 投資期間(年)=126
例えば、年利5%(複利)の場合は、「5%×約25.2年=126」となり、約25年で積立資金が2倍になることがわかります。
この計算式を使うと、例えば、23歳で社会人になり、65歳まで42年間当働くとした場合、投資元本を2倍にするためには、年何%の運用が必要か計算することもできます。
126÷投資期間42年=3%
リターン3%で毎月積立投資を行った場合、42年で投資元本の2倍の残高になるということです。
同じ金額を普通預金0.001%で預けておくのとでは、42年後に“大きな差”となって表れることが、お分かりいただけると思います。
ちなみに、現在、当社では「確定拠出年金プラン(積立投資)」もご提供しています。株式投資信託で「分散投資」を行うプランの場合、積立投資の設定来(14年3カ月)の年平均利回りは、約7.6%となっています。
もちろん過去の実績ではありますが、現在、当社のプランで運用されている方は、着実に「資産形成」に取り組んでいらっしゃいます。
会社の「DC制度」や個人の「iDeCo」を含め、しっかりとプランニングして、中長期の資産形成(資産運用)に取り組みたい方は、是非、このタイミングを逃さず、ご相談ください。