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第二次トランプ政権始動

こんにちは。

さて、今回は、昨日1月20日(米国東部時間)に大統領就任式が行われたトランプ氏の二期目の政権について、2017年当時を振り返りながら、考えてみたいと思います。

先週17日のNY市場では、NYダウ平均が334ドル(0.78%)高、S&P500種は、59ポイント(1.00%)上昇、ナスダック総合指数も291ポイント(1.51%)高と、そろって、トランプ氏の就任を祝っているかのようでした。

一方、2017年の第一次トランプ政権の就任式前後を振り返ってみると、まず就任式前日1月19日のNYダウ平均は、72ドル安の19,732ドル、当日20日は94ドル高の19,827ドルで引けており、比較的静かな値動きでした。

ただ、この時は、週明け1月25日に、NYダウ平均が、前日比155ドル上げて、史上初めて2万ドルの大台に乗せて引けたことが大きく報じられたことが、印象に残っています。

トランプ氏が選挙で勝った2016年11月8日の投票日の終値が18,332ドルだったため、大幅に上昇したことがわかります。
やはり、市場はこの“トランプラリー”を、忘れてはいないのだと思わされます。

ただ、大きく違う点もあります。

ご記憶の方も多いとは思いますが、2017年の就任式では60人もの民主党議員が就任式をボイコットしました。

加えて就任式当日に限りませんが、有名歌手や大物ハリウッド・スターもこぞってデモを敢行し、トランプ大統領に“NO”を突き付けたのです。

今回は、こういった有名人による反対デモの話は、ほとんど聞きません。

イーロン・マスク氏は言うに及ばず、大手IT企業のトップも次々と“トランプ詣で”をしています。

まるで、米国の有力な人々が、良くも悪くも、結局トランプ氏には、「逆らっても無駄」とでも言っているかのようにも観えます。

とはいえ、この先、どんな4年間が待ち構えているのかは誰にもわかりません。であればこそ、どうなっても良いように、資産形成には、「資産クラスの分散」、「時間の分散」を効かせることが、ますます重要となってきます。

トランプ大統領第二次政権が、いよいよ始まりました。

市場の報道に一喜一憂することなく、淡々と「資産形成」への取組を継続していただければと思います。

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