米中摩擦、ひとまず---IFA-JAPAN

米中摩擦、ひとまず・・

さて、今回のテーマは、何かと話題になっている「米中摩擦」についてです。

トランプ大統領は3月2日に予定していた中国製品の関税引き上げを延期すると表明しました。

全面解決に至るかどうかは別にして、目先の最悪の事態だけは回避されたようです。NYダウは、2月25日(月)終値で、26,091.95ドルと値を上げました。これは、2018年末の終値から11.9%もの上昇になります。気を良くしたのは中国市場も同じで、上海総合指数は、同じく25日の終値で2,961.283と、こちらも昨年末比18.7%も上昇しています。

そして、その恩恵にあずかって、日経平均も26日午前中、21,590円近辺で推移し、米国や中国ほどではないですが、昨年末比7.9%高となっています。

ひとまず、マーケットは、「ほっ」と一息というところでしょうか。

ただ、目先の貿易問題が、少し解消の方向に動き出しただけで、本命の「中国製造2025」を巡る攻防では、まだまだ米中の溝は深いようです。

3月5日からの全国人民代表大会を前にして、何とか面子を保ちたい習近平政権と、株価の急落で冷水を浴びせられたトランプ大統領の“妥協の賜物”ともいえる今回の協議の進展です。

実際には、まだまだ予断を許さない状況が続いています。

株価が堅調に推移していること自体は喜ばしい限りですが、市場の乱高下、ボラティリティ(変動率)の高い相場に、変わりはありません。

「資産運用」においては、この時期に、今後の「運用戦略」をしっかりと、決めておくことが重要です。

価格変動の影響を避けるため、「ポートフォリオ」の変動率を下げること、逆に、ボラティリティの高さを利用して、「積立投資」を開始するなど、明確な“意思表示”が必要です。

まずは、じっくりプランニングする時間をとってみては、いかがでしょうか!?

直近では、3月1日金曜日の午後が、面談のご予約が可能となっています↓

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