米国の物価指数 ifa japan

米国の物価指数

こんにちは。
さて、今回は「米国の物価指数」について、考えてみたいと思います。

先週2月24日に、米国商務省より1月の個人消費支出(PCE)物価指数が発表されました。前年同月比で5.4%の上昇となり、12月の5.3%からもさらに上昇し、市場予想をも上回りました。

ブログにおいて、消費者物価指数(CPI)はよく登場しますが、今回のPCEは市場へのインパクトがかなりあったようです。両指標の違いですが、PCEの方が、調査対象がより広いという点が挙げられます。PCEが企業の小売販売のデータを対象としているのに対し、CPIは家計調査です。従って、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策の決定にあたり、PCEの動きをより重視すると言われています。

ただ、この辺りは、相場が動いた時に、後付けの理由にされることもあるので、解釈は難しいところです。

FRBがどれだけPCEを重視しているかはともかくとして、物価の伸び率が大きかった事で、金融引き締めの緩和が遠のいたという思惑から、結果として24日のNY市場は、ダウ平均が336ドル安と大きく下げて、1月6日以降守っていた終値での33,000ドル台を割り込むこととなりました。

「また、株価は戻るでしょう」などと根拠のない楽観論を申し上げるつもりはありませんが、下がるという事は、“いままで高かったものが安く買える”ようになるという事です。

従って、積立手法を使って、無理のない金額で、将来の為の「資産形成」に取り組むには、“絶好の時期”と言えます。

まだ、「資産形成」に本格的に取り組んでいない方、まずは、少額からでも“一歩”踏み出してみましょう。

方法論については、ご遠慮なくご相談ください。

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