さて、今回のテーマは、「米中貿易交渉に関連するトランプ大統領の発言」についてです。
「平成」から「令和」へと元号も変わり、日本の10連休も、無事に終わりそうかなと思った矢先に、米国発の大きなニュースが流れてきました。
米国トランプ大統領が、中国との貿易交渉が進展しないことに業を煮やし、10日から10%の関税を25%に引き上げることを、決めたというものです。
このニュースが伝わるやいなや、5月6日の香港やシンガポールの株式市場は、3%近くも下落しました。
幸い中国は、とにかく交渉団を送り込むということで、米中の貿易協議は継続するとの見方から、NYダウは66ドル安と、0.3%程度の下げで済んでいます。
また、久々に再開した東京市場も、7日の午前10時現在、日経平均は1%強の下落と、22,000円前後の攻防ですんでいます。市場や社会への“影響”を、どう考えているのか、全く見当もつきませんが、今後も、最低でもあと1年半は、市場はこういったことに付き合わされ続けます。
ただ、このような市場の乱高下が予測される中でも、有効な投資手法もあります。その一つが、「積立投資」です。
市場が嫌気するニュースによって、相場が下落することが、一つのチャンスとなります。
下げる局面は、投資信託などの金融商品を、安く仕入れることができるタイミングだからです。
ご自分の老後に備えて、ここ最近、iDeCoに取り組み始めた方も多いと思われます。iDeCoで毎月毎月一定額を「積立」している方にとっては、米国の大統領が、安く買える機会を作ってくれるおかげで、長い目で見れば、プラスと考えることもできます。
急に「老後に備えて」などと言われても、何をどこから手をつけたら良いのか迷われる方が大半です。
まずは、“今できること”から、始めてみてはいかがでしょうか!?
休み明けは、5月11日土曜日の午後が、ご予約可能となっています↓