米政策金利 引き上げは終了!? Ifa Japan

米政策金利、引き上げは終了!?

こんにちは。
さて今回は、先週も少し触れました、「米国の政策金利」について、考えてみたいと思います。

ここにきて、株式市場、特に米国は一段と元気を取り戻しています。
11月24日に35,390ドルと35,000ドル台をしっかり固めて週を終えたNYダウ平均は、1週間後の12月1日には36,245ドルと、史上最高値までもう一息の水準まで値を上げてきました。

日経平均は、やや“ドル安円高”になったこともあり、33,431円と一週間前よりは若干下げています。

この一週間で、「もう米政策金利の引き上げはない」、「問題はむしろ金利引き下げがいつ始まるかだ」という市場の期待感が一気に膨らみ、米長期金利低下、それに伴って米株価上昇となりました。

思い起こせば、夏になる前にもこういった雰囲気で市場は大きく盛り上がりました。ただ、7月半ばから8月上旬あたりをピークに、株価が続落したのはついこの間です。

金利もいつかはピークを打ち、ピークどころか下がり始める時期も必ずきます。
ただ、それが正確にいつからなのかは、現時点では誰にもわかりません。

また、仮に金利が下がり始めたとしても、「インフレの指標が落ち着き始めた」という理由なら良いですが、「米国景気が腰折れしそうで、金利を引き下げないと景気が底割れしてしまう」という理由であれば、それはそれで困った状況となります。

結局のところ、あまりバイアスをかけることなく、コツコツと積立を継続していくことが、長い目で見れば、よい結果をもたらしてくれそうです。

来年から、積立投資に最適な「新NISA制度」が始まります。

一喜一憂することなく、NISAの特典をフルに活用して、「資産形成」に取り組んでいただきたいと思います。

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