さて、今回は、10月31日に投開票となった総選挙について、考えてみたいと思います。
あっという間に、自民党の総裁が岸田氏に決まったと思ったら、今度は、大方の予想を覆して、10月中の選挙という事になりました。
各党とも、時間のない中で、有権者に向けて、様々な政策をアピールしています。
各党の公約を眺めてみると、“幸せな未来”が待っているような良い話ばかりです。
しかし、いくら良い政策が打ち出されたとしても、国が、国民一人一人の生活まで、面倒をみてくれる訳ではありません。
どの政党のどんな政権が誕生しようと、私たち一人一人の「生活設計」は、自分自身で考えなければならないからです。
選挙前の各種討論会を観ていると、国から給付する「助成金」や「補助金」の話で、まさに大判振る舞いですが、それが一生続くわけではありません。
あくまで、最後は、“自立”が求められます。
従って、本当に国民の生活設計を心配するのであれば、国が用意した「資産形成」の最優先制度である確定拠出年金やNISA(少額貯蓄非課税制度)について、「もっと詳しい説明をしてくれる政治家が、一人くらいいても良いのに」と思ってしまいます。
もちろん、国全体の為に、公約に耳を傾けて、人物を評価して、投票所に行って、自分の権利を行使して、投票することは、国民の権利、そして義務でもあると思います。
その結果、様々な支援金が支給されたときには、是非、イデコやNISAなどの国の制度を利用して、「掛金」の一部にも、活用して頂ければと思います。
我々もご支援しますので、お気軽にご相談ください。