行動ファイナンス理論-その2 - IFA Japan

行動ファイナンス理論 その2

さて、今回も「行動ファイナンス理論」について、考えてみたいと思います。

前回の記事の中で、「利益は少しで確定してしまうのに、損失は確定する勇気がないため大きく膨らみやすい」ということが、人間の“感情に基づく行動”では、起こりやすいというお話をしました。

言うまでもなく、これでは、「利益は小さく、損失は大きく」となるため、勝てるはずがありません。

「では、勝つためには、一体どうしたら良いのでしょうか!?」

が、今回のテーマです。

答えは、いたってシンプルです。

その“逆の行動”を行うのです。

すなわち「利益はなるべく大きくしてから受取り、損失はなるべく小さいうちに確定させる」ということです。

しかしながら、口にするのは簡単ですが、現実には、そう簡単に行うことはできません。なぜならば、「人間の心理」と全く“逆の行動”を取らなければならないからです。従って、この“人間の感情”に左右されることを防ぐために、投資には「ルール」が必要と言われています。

「利益が20%出たら、半分売って利益確定させ、残り半分はさらに値上がりを待つ。 ただし、利益率が5%を切ったら、残り半分も自動的に売る」

たとえば、このようなルールを持てば、20%の利益のうち10%は確定、残り10%の利益が5%にまで低下したらこちらも売る。それによって、最低15%リターンを確保できます。もちろん、残り10%の利益が伸びで、30%、40%になるかもしれません。

逆に、「損失が10%出たら、自動的に売却して損失を確定させる」というルールを併せ持っていれば、どんなに損をしても、一回の投資では、最大損失10%ということです。

このように、自分自身の“感情”や“思い込み”、“願望”などをすべて排除して、「ルール」に基づき行動することは、投資の世界では、非常に重要と言えます。

とはいっても、「現実的にはなかなか難しい」という方は、残念ながら、自分でトレーディング(取引)をされるのは、考えなおしたほうが良いかもしれません。

プロに運用を任せることや、第三者による客観的な投資アドバイスが必要なのは、こんなところに理由があります。

「投資」や「資産運用」に取り組む際は、投資目的や運用期間などを明確にするとともに、ご自身の「性格」なども考慮したうえで、自分にあった“投資スタイル”を、見つけて頂きたいと思います。

「客観的な投資アドバイス」が必要と感じる方は、まずはお気軽にご相談ください↓

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