さて、今回のテーマは、再び、「金(ゴールド)」についてです。
6月に「ゴールドの復権!?」と、価格が上昇し始めた金について、書かせていただきましたが、その後、金価格は衰えるどころか、ますます勢いに拍車がかかってきました。
前回、『今週1トロイオンス当たり、1400米ドルの大台に乗るかもしれません』と書かせていただきましたが、それからわずか一月半で、1515米ドルと、 既に1500米ドルの更なる大台に乗りました。
(8月12日NY市場)
金利がつかない、「金」の価格が上昇する理由は、ただ一つ、『リスク回避』です。
株式や債券等の“紙(かみ)“と違って、「金」という現物は、それ自体に価値があります。
米国を中心に長期債の利回りは、下がり続けています。
幸い日米の代表的な株価指数は、今のところ、何とか堅調さを保っていますが、金価格の上昇と、長期債の利回り低下を考え併せると、市場は、先行きに対して、かなり慎重にみているようです。
当社の「モデル・ポートフォリオ」においても、一部、「金」は組み込んではありますが、それだけでは、“リスク回避”はできないため、積立投資を併用した「時間分散」のアドバイスも行っています。
今年もお盆休みに入りましたが、お時間がある方は、この休みの間に、ご自分の金融資産について見直しをしてみませんか?
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