こんにちは!
さて今回は、長期的視点で、世界の成長株式に投資を行うファンドを、ご紹介したいと思います。
ポイントは、“長期的視点”で、“成長”が期待される世界各国の株式に、投資を行うことです。
運用を行うのは、英国の独立系運用会社で、1908年創業の株式運用に強みを持つ会社です。
当ファンドは、2016年8月から、運用が開始されました。
特徴としては、「ボトムアップ・アプローチ」により銘柄選択を行うことです。
具体的には、現地調査や経営陣との面談に加えて、大学等の研究機関や独立系リサーチの調査機関等を活用し、様々な観点から情報収集を実施します。
その後、投資候補銘柄を絞り、「ポートフォリオ」の構築を行います。
また、アロケーションについては、成長シナリオの“確信度”に基づき、ウェートを決定していきます。
まずは、気になる過去の実績は、以下のようになっています。
2017年 | 53.5% |
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2018年 | -2.1% |
2019年 | 35.1% |
2020年7月末現在 | 54.7% |
※上記は、機関投資家クラスの実績となります。
2018年を除けば、大きく収益を上げており、コロナ禍の今年も、例外ではありません。
では次に、国別の配分比率を、観てみましょう。
(国別) | |
---|---|
米国 | 51.9% |
中国 | 25.9% |
フランス | 5.9% |
オランダ | 4.6% |
カナダ | 3.5% |
スウェーデン | 2.5% |
ドイツ | 2.2% |
その他 | 0.9% |
キャッシュ | 2.6% |
特筆すべきは、米国、中国への投資割合が高いことです。この2つの国で、全体の78%を占めています。
上述のように、貿易摩擦やデフォルトが気になる米中両国ですが、運用会社による個別銘柄への“目利き力”が、好調な結果を残しているといえそうです。
その他、ファンド概要は、以下をご覧ください。
ファンド形態 | ミューチュアルファファンド (UCITS) |
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設立地域 | アイルランド |
投資通貨 | 米ドル、ユーロ、円 |
購入・解約手数料 | なし |
マネジメントフィー | 投資クラスによって異なる |
取引頻度 | 毎日 |
最低投資額 | 投資クラス及び取引口座により 異なる |
当ファンドはこれまで、機関投資家クラスしかありませんでしたが、去年から新たに、個人投資家クラスも設定されました。
ファンドに関するご質問、ご相談については、「長期成長株式ファンド」の件名で、
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市場の“ボラティリティ(価格変動)”が激しくなっている昨今、逆に、「長期的視点で成長が見込める分野に投資する」というスタンスは、必要な戦略かもしれません。
「ポートフォリオ」の一部に、このようなファンドを組み入れておいても、面白いかもしれませんね。
ご参考としてください。