プライベート・エクイティとは? Ifa Japan

プライベート・エクイティとは?

こんにちは!
皆さんは、「プライベート・エクイティ(Private Equity)」という金融商品をご存知でしょうか!?

日本ではあまり聞きなれないかもしれませんが、金融業界では「PE」とも略され、日本でいう“未上場企業の株式”のことを指します。

そして、未公開株に投資するファンドのことを、プライベート・エクイティ・ファンドと呼んでいます。ただ、一口にプライベート・エクイティ・ファンドといっても、その種類は多種多様です。

ベンチャー企業に投資をするベンチャーキャピタル、企業を買収して高い企業価値を持たせてから売却するバイアウトファンド、経営不振の企業の立て直しを行う企業再生ファンド、経営破綻した企業の株式を買い取るディストレスファンドなど様々なタイプがあります。

また、ベンチャーキャピタルの場合、投資対象事業の発展段階により、シーズ、スタートアップ、アーリーステージ、レイトステージなどに分けることができ、早い段階での投資ほど、ハイリスク・ハイリターンの投資となっています。

プライベート・エクイティ投資の最大のメリットとしては、何といっても、創業間もない時期や企業価値が低い時期に投資するため、企業価値の“伸びしろ”が大きく、大きなリターンを得る可能性があることです。

一方、デメリットとしては、まずは投資期間が長くなる傾向があります。企業価値の向上や企業再生には、ある程度の時間が必要となるからです。

またその間、換金することは困難であり、いつ利益を得られるかも不透明で、最悪の場合には、投資資金が全く戻らない可能性もあります。

このように、プライベート・エクイティ投資は、非常に「ハイリスク・ハイリターン」な投資手法と言えます。

では、次回は、今話題となっている“ESG”に取り組む「プライベート・エクイティ・ファンド」を具体的に取り上げてみたいと思います。

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