人生100年時代への備え Ifa Japan

人生100年時代への備え

さて前回は、年度末という事で「退職金」について考えてみました。今回は、「人生100年時代」への備えについて、少し考えてみたいと思います。

一口に、「人生100年時代」と言いますが、実際に100歳を超している方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

厚生労働省が、昨年の「敬老の日」を前に、9月1日時点での住民基本台帳を集計したところ、過去最多の8万450人だそうです。人口10万人当たりの100歳以上の高齢者は、63.76人となっています。

ここ2年程のコロナの影響がどう出るのかはよくわかりませんが、普通に考えれば、医療技術はどんどん進歩するため、今後も100歳を超える方がもっと増えるものと思われます。

平均寿命をみても、2020年の厚生労働省の簡易生命表によると、男性は81.64歳、女性で87.74歳となっています。また、同じ簡易生命表を観ても、65歳の男性の平均余命は20.05年、女性の場合は24.91年となっています。

今後、定年が60歳から65歳になったとしても、そこから、単純に考えても20年から25年の生活が待っているわけです。

しかも、ここまでの数字は、あくまでも平均余命であって、“健康余命”ではありません。

従って、以前のように、「退職金が入ったら、少しずつ取り崩していけば老後は安心」といった時代ではなく、退職金を増やす、あるいは減らさないという考え方が必要となってきました。

退職金をもらうまで待つまでもなく、なるべく早い時期から、「退職後の生活設計」を考えておく必要があります。

老後の資産形成で時々散見されるのは、「資産運用」と「生命保険」、「個人年金」などが、目的別に整理されていないケースです。

「老後の生活設計」について、少しでも早く計画を立てましょう。既に取り組んでいらっしゃる方の見直しも、もちろんお手伝いさせていただきます。

初回面談は無料で行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

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