さて、今日の数字は、世界銀行が発表した「新たな指標」についてです。その中で、日本は世界で“3位”となりました。一体、何の指標なのでしょうか!?
今回、世界銀行が発表した指標は、世界各国・地域における「子供の成長環境」を測るものです。
主に、子供の教育環境や健康状態などで評価しています。
子供の成育環境の上位国・地域のベスト10は、以下のようになっています。
1位 シンガポール
2位 韓国
3位 日本
4位 香港
5位 フィンランド
6位 アイルランド
7位 オーストラリア
8位 スウェーデン
9位 オランダ
10位 カナダ
この手の調査では、上位を独占する北欧勢を抜いて、今回は、アジア地域が上位を独占しています。一方、下位にはアフリカ諸国などが名を連ねています。
アジア地域は、概して教育熱心な民族性もあってか、上位を占めていますが、逆に言うと、それだけ教育現場での“競争”も、激しいということが言えそうです。
生まれてきた赤ちゃんは、ある意味“まっさらな状態”です。
その後の育った環境、受けた教育、様々な体験などを通して、人間は、人格者にもなれば、犯罪者にもなります。
その国の将来を担うのは、やはり子供たちです。
少子化が進む日本においては、特に、子供たちを社会全体で育んでいく取り組み、そして“意思”が必要と、改めて強く感じます。