明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いします。
さて、今日の数字は、お正月でもあるので、ビッグな数字を取り上げました。
100兆ドルは、日本円にして、「1京円」を超えます。いまだ、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、世界の株式時価総額は、“過去最高”となっています。
各国の大規模な金融緩和や財政政策などもあり、新型コロナウイルスで、実体経済は委縮している中、世界の上場株式総額は、留まるところを知りません。
調査会社によれば、昨年18日時点の世界の株式時価総額は、100兆1872億ドル、日本円にして、約1京319兆円に達しました。
これは、コロナ前の2019年末から、17%の増加です。
また、3月の急落時には、一時59兆ドルまで落ち込んだため、この9カ月間で、約7割上昇したことになります。
国別には、米国が21%増の42兆ドル、中国が48%増の9兆ドル、日本は10%増の7兆ドルとなっています。
一方、国際通貨基金(IMF)の試算によれば、2020年の世界の名目GDPは、前年から4%減少して、83兆ドルとなる見通しです。
実体経済が縮小する中、株式時価総額が、GDPの2割も上回っている状況は、“異例”です。
新型コロナウイルスの収束、そして経済の立て直しが最優先ですが、その中に合って、「株式市場がどのように動いていくのか」2021年は、特に注視が必要と言えそうです。