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今日の数字「25%減少」

さて、今日の数字は、“将来の日本”を予測した数値です。いったい何が、25%も減少するのでしょうか!?40年後の日本は、今とは全く変わった経済状況に、なってしまうかもしれません。

国際通貨基金(IMF)では、年1回、加盟国と経済状況を分析する「4条協議」を開いています。

今年の報告書によれば、日本が現行政策のまま人口減少が続けば、今後40年で、実質国内総生産(GDP)が、「25%以上減少する可能性がある」と指摘しました。

2017年度の日本のGDPは、約531兆円でした。この25%が減少するということは、“400兆円”を割り込むまで縮小するということです。

もはや経済大国という言葉は、日本には当てはまらなくなるかもしれません。

IMFは、これを防ぐ対策として、「生産性を高めるための構造改革が欠かせない」としています。

具体的には、
・同一労働同一賃金を根付かせる
・税制や社会保障制度の見直し
・企業統治や貿易制度改革の必要性
などを挙げています。

とはいえ、40年は長いため、「私の生きている間は、関係ないかなぁ」という方もいるかもしれませんが、やはり、私たちが生まれ育った日本には、将来も、「幸せな国」であり続けてほしいものです。

「人生100年時代」と言われる今、40年後、50年後を見据えた“国のビジョン”や“社会制度のあり方”を、そろそろ考えないと、手遅れとなってしまいます。

他人事ではなく、自分の問題としてとらえ、何ができるかをじっくり考え、行動したいと思います。

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