今日の数字「51.2万人」---IFA-JAPAN

今日の数字「51.2万人」

こんにちは!

さて、今日の数字は、“日本の人口”のお話しです。

総務省の2019年の「人口動態統計(推計)」によれば、出生数は86.4万人と、90万人を大きく割り込みました。

日本の少子化が止まりません。「ついに、100万人を割り込んだ」と思っていたのも、つかの間、90万人をも割り込んでしまいました。

2018年の出生数をみると、全国に“ゼロ”の自治体は4つあり、また1桁台の自治体も約90ありました。

一方、死亡者数を観ると、昨年は137万6000人でした。出生数から死亡数を引くと、“51.2万人”の人口が、自然減した計算になります。これは、東京の中央3区(千代田区、中央区、港区)の人口より、多い人数です。

平均寿命は延びている日本ですが、高齢者の人口比率が高いため、今後ますます人口減少が加速していくとみられています。

これだけ人口が減少している中にあっても、保育施設が慢性的に不足しています。そして、児童虐待も後を絶ちません。

日本の歯車が、どこかおかしくなっている気がしてなりません。

出生率を上げる政策はもちろん必要だと思いますが、その前に、「日本全体で、子供を守り、育てる」といった“想い”が、今こそ必要だと思います。

私たちがそうだったように、いずれは今の子供たちが、日本を担っていくことになります。

良い“バトン”を渡してあげたいものです。

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