さて、今回は、先週、また好調な数字が発表された「米国の雇用」についてです。
米国の前月の雇用統計が、先週金曜日に、米労働省から発表されました。
それによると、11月の雇用統計は、失業率3.5%と、半世紀ぶりの最低水準をキ―プしています。市場が注目している非農業部門雇用者数は、26万6千人と、市場予測(19万人程度)をはるかに上回りました。
また、平均時給も、前年同月比3.1%増と、16ヵ月連続で3%台の伸びを保っています。
非常にブレの大きい指数のため、必ずしも、参考になるものとは言えませんが、悪い数字が出るよりは、良い数字の方が、市場に明るさを与えます。
良い数字のおかげで、6日金曜日のNYダウ平均は、337ドル(1.21%)も上げて、また28,000ドルの大台を回復しました。
ただ、トランプ大統領の場当たり的な発言で、市場の変動率は高止まりしたままです。
とはいえ、投資に関して言えば、株式市場の上昇は、決して悪い話ではありません。
問題は、持続できるかどうかです。
短期的な相場の上げ下げに一喜一憂せず、中長期的な資産の形成に取り組むためには、やはり、「ポートフォリオ運用」が欠かせません。
“好調な相場の時”に、準備しておくことが肝要です↓