明けましておめでとうございます!
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今回のテーマは、新年早々、一気に緊張が高まった「米国とイランの状況」についてです。
一昨年、2018年の暮れは、米中関係の悪化や米国景気の先行き懸念で、NYダウ平均は、12月だけで、8.66%も下落しました。またその影響を受けて、日経平均も、11月末から12月末にかけて、10.45%安と暴落しました。
一方、昨年の12月は打って変わって、楽観的な見通しの下、 前月比、NYダウは1.7%高、日経平均も1.6%高と、いたって穏やかなものでした。
さて、「2020年はどんな年になるのか」と、思っていた矢先、米軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害の報道が飛び込んできました。
報道されている理由・原因等については、どこまでが真実で、どこまでがそうでないのかを、私達、一般人が知る由もありません。しかし、このように、どんな報道がどのようなタイミングで、飛び込んでくるのか分からないのが、“現実の世界”です。
「今年は、企業業績の好転が期待できる」とか、「金融緩和継続が期待できる」などと言っても、このように緊張状態を作りだす報道が飛び込んでくれば、市場は一瞬で警戒モードに入ってしまいます。
この問題がどれくらいの規模まで拡がるのか、あるいは、緊張状態はあまり拡大しないのか、予想するのは困難ですし、どちらかにバイアスを掛けることは、危険とも言えます。
日々刻々と変化する世界の中で、相場の上下に一喜一憂しないで済むためには、それなりの「ポートフォリオ」の構築が、必要不可欠です。
新たなことに取り組んだり、見直しをするのに、新年は絶好のタイミングです。
年の初めにしっかりと準備を始めてみてはいかがでしょうか↓