株式市場の急落とコツコツ資産形成 Ifa Japan

株式市場の急落とコツコツ資産形成

さて、今回は、6月に入ってじりじりと下げている「株式市場への取り組み方」について、考えてみましょう。

ここにきて、巣籠りで、金融資産の見直しをされている方も、いらっしゃるかもしれません。

ただ、日本の金融資産の半分以上は、いまだ、現預金のままです。

昭和の時代のように、5%以上も利息が付くならよいですが、今は、ほぼ“ゼロ金利”です。

銀行や郵便局にお金を預けていても、利息や利子は、雀の涙で、しかもそのわずかなお金にも、源泉所得税が課税されます。

一方、株式市場に目を転じると、6月に入り、米連邦公開市場委員会後に、「超金融緩和状態の出口が、想定より早まるのではないか」という市場の懸念から、先進国の株式市場は急落しています。

元々、欧米ほど高くなかった日本市場でも、21日の午前中には、1,000円近くも、日経平均が下がりました。

こういった報道を耳にすると、現預金だけを保有されている方は、「ああ、やっぱり株式に、 手を出さなくて良かった」と、ほっとされているかもしれません。

しかし、ニュースでは1,000円下げても、まだ、昨年末より高い水準であることは、報道されません。

米国のNYダウ平均も、先週1週間だけで、1,189ドルも下げています。率にして、“3.45%”の下落です。

しかし、こちらも、昨年末比で見れば、2,683ドル(8.77%)も、上がっているのです。

日本の金融資産は、上述のように、半分以上は、現預金等の元本確保型商品です。しかし、増えるという点では、全く期待できません。

今は、ネット証券などで、高額な手数料を払う事もなく、投資信託にわずかな元手から、「積立手法」を用いて、コツコツと資産形成に取り組むことができます。

仮に、株式が3%急落したら、今までより、「3%低い金額で、積み立てできる」ということです。

一度に大きな投資から始める必要は、ありません。

無理のない範囲で、少しずつ、コツコツと積み立てていけばよいのです。

「資産形成」を始めるのに、“市場の急落”というのは、一つの良いタイミングであることは、過去を観る限り、間違いありません。

10年経ってもほとんど増えない預貯金から脱し、「コツコツ資産形成」を始めたい方、まずは、“第一歩”として、ご相談から始めてみませんか。

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