1月の雇用統計と市場動向

こんにちは。

さて、今回は先週2日に発表された1月の「米雇用統計」を取り上げたいと思います。

発表当日、2月2日のニューヨーク市場は、大変興味深い結果となりました。

注目された非農業部門の雇用者数は、18~18.5万人程度とされた市場の予想をはるかに上回り、前月比35.3万人増加と、市場にショックを与えるのに十分なほど大きな数字でした。

加えて12月の数字も、速報値の21.6万人から33.3万人へと上方修正されました。

ところが、株式市場は、ダウ平均が134ドル高、率にして0.34%上昇の38,654ドルと最高値を更新し、同様にS&P500種は1.07%、ナスダック総合指数は1.74%と軒並み上昇したのです。

金利は、米国10年物国債で4.02%と前日から大きく上昇(債券価格は下落)しました。

金利が大きく上がったのに、株価が上昇したことについては、いろいろな意見があります。

メタの決算発表や、前日発表されたアマゾン・ドット・コムの好業績に反応したというもの、あるいは、これだけ雇用が強いという事は、経済の先行き見通しが明るくなったからなどです。

どの意見が正しいかは別にして、これだけ雇用統計で強い数字が出て、金利は素直に反応し上昇しているのに対し、株価はそれを無視して、上げているという点は確かに気になります。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、早期の金利下げを期待する市場を、さかんに「けん制」しています。

期待が大きすぎる市場と慎重な金融当局の間で、まだまだせめぎ合いが続き、結果として一喜一憂を繰り返す“変動率(ブレ幅)の高い相場”が続くものと思われます。

今年から「新NISA」も始まりました。

“ブレ幅”が大きいという事は、長期に渡る自己資産形成を、積立で始めていただくには良い環境と思われます。

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