さて本日は、当社の投資信託を用いた「モデル・ポートフォリオ」の2018年10月の実績をお知らせします 。
こちらは、当社独自の国内公募投資信託を使った各ポートフォリオのパフォーマンスです。投資家の方の「期待リターン」と「リスク許容度」にあわせて、4タイプの「ポートフォリオ」の運用を行っています。
2018年10月「モデル・ポートフォリオ」パフォーマンス
|
安定型 |
インカム型 |
バランス型 |
積極型 |
---|---|---|---|---|
直近1か月 |
-2.05% |
-2.10% |
-3.01% |
-4.82% |
直近3か月 |
-1.73% |
-1.53% |
-2.48% |
-4.12% |
直近6か月 |
-1.93% |
-1.39% |
-2.73% |
-4.38% |
直近1年 |
-2.94% |
-1.39% |
-2.48% |
-4.02% |
直近3年 |
4.19% |
4.64% |
6.42% |
7.46% |
設定来 |
32.78% |
48.33% |
54.68% |
68.27% |
10月の運用状況10月は、全てのモデルが下落しました。米中の単なる貿易摩擦にとどまらない覇権争い、米国の金利引き上げ、中国の景気の行方等々、今まで山積みになっていた懸念材料が、一気に噴き出した感があります。
資産クラス別でも、株式などの下落に備えて配分しているコモディティ(金)が上昇した以外は、先進国株式、新興国株式を筆頭に、他の全ての資産クラスが下落しました。
7月、9月は堅調、8月、10月は下落と、運用において、ここ数カ月のような「短期的な変動(ブレ)」は、避けがたいものがありますが、 “中長期スパン”においては、引き続き、各モデルとも、「想定リスク・リターン」に応じた安定した運用結果を残しています。
ポートフォリオの特徴例えば、期待リターンを抑え気味にしながら、より堅実に成長を目指す「安定型」の場合には、国内、新興国を合わせても、株式投信への投資割合は、現在は10%程度です。
対照的に、あえてリスクをとって、高い成長を目指す「積極型」は名前の通り、国内、先進国、新興国あわせて、「ポートフォリオ」の40%を株式投信に配分しています。
また、株式の大きな下落を回避するために、「金(ゴールド)」やバランス調整型の投資信託も組み込んでいます。
しかし、今回は、さすがに「金」だけでは、他の全ての資産クラスの下落をカバーするまでには至りませんでした。ここにきて、多少落ち着きを取り戻してきたとはいえ、今年に入ってから、変動率の高い相場が続いていますので、現在、全モデルでリスク(変動幅)を下げる分析・検討をしております。
最終結論が出ましたら、また改めてご報告させていただきます。
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