こんにちは。
さていよいよ、今年も押し詰まってきました。
そこで、今回は、2024年の日米の株式市場を振り返ってみたいと思います。
以下の数値は、昨年末と、今年8月初旬、そして12月20日時点の株価を比較したものです。
2023年12月29日 | 2024年8月5日 | 2024年12月20日 | |
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NYダウ平均 | $37,689.54 | $38,703.27 (+2.69%) | $42,840.26 (+13.67%) |
日経平均 | ¥33,464.17 | ¥31,458.42 (-5.99%) | ¥38,701.90 (+15.65%) |
値は各市場の終値で、( )内の数字は2023年末対比となっています。
今年の最初の半年は、日本株が好ダッシュを見せました。
PBR改善期待、米著名投資家の日本株への投資の話など、好材料が市場を後押しし、7月11日には、終値で42,224円を付けました。ただ、その後、8月5日の前日比4,451円安といった大暴落などもあり、現在は、38,000円台から40,000円台の間を行ったり来たりしている状況です。
一方、米国株式は、金利低下期待に支えられていたとはいえ、最初の半年の上昇は、日本株ほどではありませんでした。半年間の上昇率は4%を下回っていました。
その米国株式の勢いがついてきたのは、トランプ氏の大統領選選挙の再選確率が高くなってきてからです。
結果が確定した11月だけで、ダウ平均は、7.54%も上昇しました。
米国市場は、第一次トランプ政権の“株高の再現”を期待しているようです。ただ、地政学的な環境は、その当時よりは、はるかに悪化しています。
そのような中、市場の関心は、「トランプが戻って良かった」となるのか、「トランプでも駄目だった」となるのかです。
そして、日本の株式市場も、自律反発ができるのかどうか、それともやはり米国株式の行方次第なのか、日米両市場とも2025年も、しっかりと注視していきたいと思います。