明けましておめでとうございます。
本年も、皆様のお役に立てますよう様々な情報をお伝えしたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、本年1回目は、“昨年の動き”を振り返ってみたいと思います。
主要市場の2023年末と2024年末を比較しますと、以下のようになりました。
2023年末 | 2024年末 | 変化率 | |
---|---|---|---|
NYダウ平均 | $37,689.54 | $42,544.22 | +12.88% |
S&P500指数 | 4,769.83 | 5,881.63 | +23.31% |
日経平均 | ¥33,464.17 | ¥39,894.54 | +19.22% |
金(ゴールド、期近物) | $2,062.4 | $2,629.2 | +27.48% |
(数字はいずれも各市場の年末最終日)
日米株式相場の上昇は、皆様が、ほぼご存じのとおりですが、やはり最大のサプライズは、“金価格”ではないでしょうか。
「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるIT関連企業の好調さにけん引された米国株式市場は、堅調に推移しました。
また、年後半は“ネタ切れ感”が露呈した日経平均ですが、年間2割近い上昇は、かなり健闘したと言っても良いのではないかと思います。
ただ、良くも悪くも、株価はこうした変動率を伴います。良い状況が続くこともあれば、2022年のように、全くさえなかった年もあります。
そして、そういった変動率の高い株式のような資産が総崩れになった時に、力を発揮する「金(ゴールド)」の価格が、昨年、これほど上昇したというのは、正直に申し上げて少し意外でした。
今までの2,000ドル近辺の天井を越えて、完全に“新しい価格ゾーン”に入ってきました。
昨年の動きが本物だったのかどうか、株価はもちろんですが、今年は「金価格」の推移も、より注視していきたいと考えています。
本年も、皆様の「資産形成」の一助となれますように、有益な情報を提供してまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。