こんにちは。
さて、早いもので、2024年もあっという間に半年が経過しました。
そこで今回は、今年前半の市場の動きを振り返ってみたいと思います。
各市場の変動状況を、昨年末との比較で観ると、以下のようになっています。
2023年12月末 | 2024年6月末 | 上昇率 | |
日経平均 | 33,464.17円 | 39,583.08円 | 18.28% |
ナスダック総合 | 15,011.35 | 17,732.60 | 18.13% |
外為:米ドル円 | 141.04円 | 160.88円 | 14.07% |
金(NY、期近) | 2,062.4ドル | 2,327.7ドル | 12.86% |
ダウ平均 | 37,689.54ドル | 39,118.86ドル | 3.79% |
やはり、驚かされるのは、日経平均です。日本の株式市場が、これだけ活気があるのを観るのは、本当にバブル以来です。ただ、40,000円台を付けて以降、やや勢いを失った感も出始めています。
ナスダック総合指数は、AI関連が躍進しました。ダウ平均と比較すると、単に米国と言うよりは、“特定の産業”に焦点が当たったことがよくわかります。
また、「金(ゴールド)」も地政学リスクを背景に、大幅に上昇しました。
ただ、外国為替市場の「米ドル対円」だけは、ドルの上昇と言うよりは、円の下落と言うべきかもしれません。
さて、年後半は、一体どのような展開が待っているのでしょうか。
市場の焦点は、その時々で大きく変わります。あまり、バイアスをかけ過ぎることなく、「資産分散」、積立による「時間分散」で、「資産形成」に取り組んでいただきたいと思います。