個人型確定拠出年金(iDeCo)と確定申告-IFA-JAPAN-Blog

個人型確定拠出年金(iDeCo)と確定申告

さて、先週、先々週と2回に渡り、「企業型“選択制”確定拠出年金」の制度を導入することによって、役員、従業員はもちろん、会社にもメリットがあることを、説明させていただきました。

本来であれば、今週は、「企業型“選択制”確定拠出年金」とは違うテーマを取り上げる予定でしたが、もう一度だけこのテーマに戻らせていただきました。

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というのも、実際に色々な企業でお話を聞けば聞くほど、「制度を導入しようと思っても、金融機関に取り合ってもらえない」といった声が、本当に多く聞かれたからです。

今年から、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に加入できる方の範囲が、ぐっと拡がったこともあり、「企業型“選択制”確定拠出年金」についても、かなりの企業において、制度自体は認識されており、正直、私たちの想定よりも、「認知度」は高いものがありました。

ところがよくよくお話を伺ってみると、大半の企業において、普段懇意にしている金融機関に、この制度の具体的導入方法について問い合わせをしても、殆ど前向きな回答がもらえなかったというのです。

もしかしたら、この記事を観ている方の中にも、同じ経験をされた方がいらっしゃるかもしれません。

金融機関が乗り気でないのには、理由があります。

それは、この制度を導入しても、金融機関には“うまみ”がないからです。そう儲からないのです。

従って、100名以下の中小企業の場合、ほとんど受け付けてもらえず、加入をあきらめているケースが大半なのです。

しかし、会社にとっても、役員、従業員にとっても、こんなにメリットが多い制度を導入しないのは、はっきり言って、“もったいない”です。

もし、取引のある金融機関に断られても、諦めないでください。

社長一人の会社、家族経営の会社、10名未満の中小企業でも、加入することができます。

断念された経営者の方、人事・総務担当の方、諦めてしまう前に、ぜひ一度お問い合わせください。

お困りでは? IFA JAPAN Blog

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