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iDeCoの拠出金額見直し

こんにちは。

さて今回は、12月1日より施行された「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の拠出金額の見直しについて、取り上げたいと思います。

厚労省によれば、『企業型DC(企業型確定拠出年金)、iDeCoの拠出限度額について、全てのDB(確定給付年金)等の掛け金相当額を一律2.75万円と評価している点を見直し、加入者がそれぞれ加入しているDB等の他制度ごとの掛け金相当額を反映することで、公平できめ細かな算定方式に改善を図ります』としています。

つまり、今後は、国民年金第2号被保険者の方は、企業型DCのみに加入の方も、企業型DCとDBなど他制度に加入の方も、DBのみに加入の方もすべて、以下の計算式で、拠出金の上限額が算出されることとなります。

『月額5.5万円‐(各月の企業型DCの事業主掛金額 + DB等の他制度掛け金相当額)、ただし月額2万円が上限』

簡単に要約すると、「他の企業年金制度」にも加入する第2号被保険者(会社員や公務員の方)の掛け金の上限額が、月額1.2万円から月額2.0万円に変更されたという事になります。

これでわずかではありますが、個人の「資産形成」への取組がしやすくなったと言えます。ただ、どのように制度改正が行われたとしても、利用しなければ意味がありません。

「私の勤める会社には、確定拠出年金も確定給付年金もありません」とおっしゃる方も、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」には加入することができます。

さらに「資産形成」に取り組みたい方には、今年から制度が拡充された「NISA(少額投資非課税制度)」もあります。NISAは、今年から最大1,800万円まで枠を利用することができるようになりました。

毎日、流れてくる報道は、食品を筆頭に「値上げのニュース」ばかりです。

今まで、預貯金で惰眠をむさぼっていた“お金”にも、「iDeCo」や「NISA」で一生懸命働いてもらいましょう。

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