さて、今回は、加入者数が200万人目前となった「iDeCo」についてです。
人生100年時代と言われて久しいですが、それ自体は喜ばしいことではありますが、やはり長生きすればするほど、生活の為の資金もそれなりに必要です。
そのことを真剣に考え始めた方が増えているのも、この「iDeCo」の加入者数増加の理由の一つと考えられます。
では、実際にどのようなペースで加入者が増えているのか、観てみましょう。
加入者数 | 対前年比増加率 | |
---|---|---|
2018年3月時点 | 853,723人 | - |
2019年3月時点 | 1,210,037人 | 41.74%増 |
2020年3月時点 | 1,562,814人 | 29.15%増 |
2021年3月時点 | 1,939,044人 | 24.07%増 |
(出所:国民年金基金連合会)
2021年4月時点での数字も、既に発表されていますが、1,980,279人と200万人の大台まで、あと一歩となっています。
今まで何度かご説明してきましたが、「iDeCo」という制度は、
1. | 「掛け金は所得控除」 |
2. | 「運用益は非課税」 |
3. | 「受取時、退職所得控除適用可能」 |
と良いことずくめです。
会社で加入する「企業型確定拠出年金(401k)」と共に、取り組むべき優先順位No.1です。
唯一、気を付けていただきたいのは、60歳までは受給できませんので、生活に無理のない範囲で、拠出を続けていくことです。
途中で、引き出せないことが、欠点と言えば欠点ですが、「老後の資産形成」という目的からすれば、かえって引き出せないことが、“最大の成功要因”とも言えます。
「いまだ、制度がよく理解できない」
「なんとなく手続きが面倒くさい」
など、取り組んでいない方の理由はあるかもしれませんが、“少子高齢社会”に突入している日本においては、加入は、“MUST”と考えるべきです。
「思い立ったら吉日」
未加入の方は、いますぐご相談ください。