さて、今回のテーマは、「IMFの経済見通し下方修正」についてです。
最近、このニュースをご覧になった方も多いと思われますが、2019年4月9日に、IMFが発表した「世界経済見通し」で、2019年の世界の経済成長率を3.3%として、1月の見通しから下方修正したのです。
IMFの見通しが全て当たるとも限りませんし、困難に直面した国に処方してきた方法が、過去全て正しかったとも言えませんが、あまり気持ちの良い話で無い事は確かです。
先週4月12日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務省・中央銀行総裁会議でも、このIMFの見通しに沿うように、世界経済の下振れリスクを確認しています。
議長国日本は、「世界経済は減速しつつも、2019年後半に向けて回復に向かうとの認識で一致した」と報じられていますが、なんとも心もとない報告です。
減速懸念はありながら、2019年後半は回復というその根拠がよく分かりません。
“投資マネー”は何となく嫌なものには、目をつぶっているように見えます。そのお陰もあり、先進国の株式市場は、比較的落ち着いて推移しています。
しかし、これだけ不安な要素が多いと、どちらへどう転んでも良いように、「ポートフォリオ」を構成しておくしか手はありません。
結局、ご自分の資産は、自分自身で守るしかないのです。
ご自分の「ポートフォリオ」は、ブレの高くなる相場に耐えうる構成になっているかどうか、一度は点検をしておきましょう。
良くお分りにならない方は、お気軽にご相談ください。
直近では、4月22日月曜日の午後が、ご予約可能となっています↓