さて、今回のテーマは、今年も、年明け早々乱高下を繰り返す「日米の株式市場」についてです。
今年も、株式市場は、波乱の幕開けとなりました。
振り返ると、昨年の年初の相場も、2018年12月からの米中貿易摩擦の影響を受けて、大荒れで始まった株式市場でした。
今年は、昨年末も静かに終わり、平和なお正月かと思いきや、三が日も終わらないうちから、米国によるイラン革命防衛隊司令官殺害の報道で、お正月気分も一瞬で吹き飛んでしまいました。
ちなみに、昨年と今年の株式市場の動きを振り返ってみると、以下のような動きとなっています。
日経平均前日比
上段は2020年の最初の5営業日、
下段は2019年の最初の5営業日です。
営業日 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 |
2020年 | 451円安 | 370円高 | 370円安 | 535円高 | 110円高 |
2019年 | 452円安 | 477円高 | 165円高 | 223円高 | 263円安 |
ご参考までに、NYダウの動きも観てみましょう。
NYダウ前日比
営業日 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 |
2020年 | $330高 | $233安 | $68高 | $119安 | $161高 |
2019年 | $18高 | $660安 | $746高 | $98高 | $256高 |
日本でも米国でも、新年早々、よくまあこれだけと思うぐらいに、上がったり、下がったりしています。
ただ、こういった動きは、単純に毎日の報道に反応しているだけで、中長期の投資を考えている人が、一喜一憂する性質のものではありません。
逆に、これだけの乱高下に直面しても、ある意味、“動じない”ためには、中長期運用を前提に、「ポートフォリオ」を構築しておくしかありません。
この年初に、今後の「資産形成」に向けて、しっかりと、プランニングしておきましょう↓