さて、今日の数字は、世界における日本の順位です。かなりの低位ですが、一体何の順位なのでしょうか!?日本は、中国やインドより、「男女平等指数」が低いようです。
世界経済フォーラム(WEF)が、世界各国の男女平等の度合いを示す「2018年ジェンダー・ギャップ指数」を発表しました。
それによれば、日本は前年より4つ順位を上げたものの、それでも、149カ国中110位と、低位での評価となりました。
主要7カ国(G7)においては、最下位なのはいうまでもありませんが、103位の中国、108位のインドより、低い評価となっています。
ちなみに、上位5カ国は、以下のようになっています。
男女平等指数ランキング
1位 アイスランド
2位 ノルウェー
3位 スウェーデン
4位 フィンランド
5位 ニカラグア
上位は、この手の調査では、常連の北欧勢が占めていますが、5位に中央アメリカのニカラグアが入っているのには、驚きました。
この指数は、女性の地位を、「経済」、「政治」、「教育」、「保健・医療」の4つの分野で分析しています。
世界全体でも、依然として女性の労働市場や政治への参加は少なく、“男女格差の縮小”は、足踏み状態と指摘しています。日本の場合は、特に女性の国会議員が少なく、政治参画が125位と極端に低い評価となりました。
個人的な感覚としては、「こんなに日本は、低位!?」という想いもなくはないですが、やはり外から見た評価も、謙虚に受け止める必要があるでしょう。
確かにこれだけ、少子化が進み、女性の社会進出が求められている中、安心して子供を預けて働ける環境が整備されていないなど、少子化対策、育児支援など、問題が山積しているのも事実です。
私たちの共通の課題として取り組み、何としても、この“低順位”から、早く脱却したいものです。